問題の根っこにつながる・・・、カウンセリングセッションの感想です。
私が先日施術をした患者さんですが、話をしている中で気になることがありました。
「進路のことで不安と焦りを感じている自分がいる。」
その時は聞き流していたのですが、後でこのことがカラダの不調の原因になっているのでは?と感じました。
そこで、遠隔ヒーリングを提案してやることになりました。
結局そのときはお話を聞くことがメインとなったのですが、その時の感想が以下となります。
「数日経って、今まで何か残さなきゃいけない焦りがあって、頭ばかり使ってジタバタすることで逆に自分を縛って不安が大きくなっていたことに気づき、勇気を出して身を委ねて、ワクワクすることにもっと目を向けて伸び伸び選択肢を増やそうと思いました!
就職にしても、音楽でやっていくにしても、先のことに焦らないように楽をする気持ちで情報を集めるよりも、選択肢を増やす気持ちで色々なことを聞く方向に考え方を変えようと思いました!
数日経って私の中で辛かったことの、根っこの部分が話した中での焦りや不安で、そこから全部枝分かれして色々な問題に繋がってると強く感じました。田村さんの施術と同じ感じで、ヒヤリングだけでもかなり深いところをさらっとえぐるように問題の根っこの部分に到達してた気がします。」
私も後で気づいたのですが、私が電話で話を聞きながら、相手に向き合っているとき、ただ単に話をきくだけでなく、無意識のうちに遠隔ヒーリングで相手の心身への癒しをしていたようです。
相手の方もエネルギーに敏感な方だったので、エネルギーがきていたと後で言っていました。
結局、不安や焦りの感情は、自分の心の奥の潜在意識領域から生まれているので、自分では気づけないものです。それに気づいて対処するためには自分で向き合うことが必要なのですが、そのときに過去のトラウマや自分の思い込みなど邪魔をします。そこで邪気となるエネルギーを浄化してあげることで、原因へのアプローチがしやすくなるわけです。
優秀なカウンセラーの方は、無意識にそういうことをしているのでは?と思います。
結局、患者さんが自分で気づいてそれに対処していけるかどうかで、改善が見込めるわけですが、聞く側の在り方がとても大切なのだと感じました。
私の場合は、もともと施術家ですから、カウンセリングはあくまで前段の知識レベルのことでしたが、実は氣のエネルギーを使ったヒーリングを行いながらのカウンセリングは、より深く問題の根源に触れていくので、とても効果的だと思います。
カラダに現れた症状があると、どうしてもそちらに引っ張られてしまいます。その症状をとることだけに意識が行くと、結局対症療法で繰り返し同じような現象が引き起こされるわけです。より深く、その症状の奥にある本当の問題に触れることで、カウンセリングだけでも十分に効果を発揮できるのだと改めて感じさせてもらいました。