丹田が大切!
普段、私たちは氣の身体を意識はしていないと思います。
でも実際、私たちの身体は肉体だけでなく、エネルギー体でもあるのです。
そしてエネルギー体としての身体で特に大切なのが「丹田」というところ。
聞いたことがあると思います。
日本では伝統的にこの丹田を鍛えていました。
着物を着た時に帯が当たるところが丹田の位置です。
肚といったりしますが、
下腹部の奥にある丹田が、生命力の根源といえます。
歌舞伎や狂言をみていると、
足を擦りながら、舞台を移動しますが、
そのとき丹田をしっかり落として、動きます。
この丹田を起点にして身体を動かすと、
物理的な肉体で動くのとは全く違った次元の動きとなります。
滑らかであり、安定した動きです。
この丹田は、臓器といったものではないので、
イメージで動きます。
丹田を鍛えるのに、一番いいのが、
相撲の四股です。
お相撲さんが土俵でやっていますが、
実際にやってみると、できそうで、なかなかできないもの。
四股を踏むと、下半身が鍛えられ、安定します。
そして丹田が鍛えられ、氣が充実するのです。
皆さんも、ちょっとやってみたらいかがでしょうか。