痛いから、そこが悪いわけではない。
といっても、よく分からないと思います。
それはみなさんが対症療法になれているからです。
熱が出たら解熱剤、下痢をしたら下痢止めなど、
症状を抑えようとするのがいわゆる西洋医学です。
ちょっと風邪気味だからといって、風邪薬を飲んでいる人がいたら、
やめた方がいいといいます。
なぜかというと、そもそも風邪のウィルスに効く薬はないからです。
風邪薬は、それぞれの症状を緩和するだけ。
その結果、カラダの免疫力も弱めてしまい、治りがおそくなってしまいます。
当院に来る方でも、
ひざが痛いから、ひざが悪いわけではなく、
経絡のつまりが、ひざに症状をつくっているということがあります。
症状が出ているその原因にアプローチをしないと、
根本的には改善しません。
整形外科では、腰痛の80%は原因不明といわれます。
それでどうやって治すのか?
不思議だと思いませんか?
とりあえずシップで、
とりあえず電気治療で、
とりあえずマッサージで、
そんな感じで、自然治癒を待つしかないわけです。
そんな方には、全身の氣の流れを整える、
経絡療法が効果を発揮することが多いのです。
また、首肩のコリなど、症状で困っている人がいる一方で、
特に症状を感じていないけど、経絡的には詰まっている方も多いのです。
氣は生命エネルギーと言われます。
その人の元氣の元となるものですから、
その流れを整えることで自然治癒力がまして、
症状が改善してくるというわけです。
東洋医学のなせる業といえます。