どこに行っても治らない、耳鳴り
どこは行ってもよくならない耳鳴りの症状を抱える方がいらっしゃいました。
3年ほど前から始まったそうで、
耳鼻科から、鍼や整体、あらゆるところに行ったそうですが、改善しなかったそうです。
またここ1年ほどはリモートワーク勤務となり、
通勤もなく運動不足となり、ストレスをさらに抱えるようになっていました。
最近は、コロナ禍によるストレスが身体に影響している方が増えています。
身体をみると、奥にきついコリを抱えていました。
一見するとそんな風には見えないのですが、
慢性的なコリで体が悲鳴を上げていることが分かります。
自制力の強い方だと、それを抑え込んでいるので、
そもそも凝っていることさえ気づいていない方もいらっしゃいます。
耳鳴りはそのサインでした。
その方の一番弱いところに症状として現れたりします。
だからといって、そこが悪いわけではなく、
他のところに原因はあるので、
そこを治そうとしても治らない、
そんなことがよくあるのです。
どこへ行っても良くならない、
ということは、
原因を分かってない、ということです。
自分でも、自分のことはよく分かりません。
私はよくたとえに使うのですが、
自分の顔を自分の目で直接見ることはできません。
鏡をとおしてであれば、見えます。
つまり、自分を知るためには、
自分を映す鏡のような存在が必要なのです。
その鏡が歪んでいたら、ゆがんだ自分が写ります。
ですから、できる限り正直に自分を映してくれる鏡が必要です。
それは親だったり、友人だったり、
たまたま出会った人だったりするかもしれませんが、
そこで見える自分をきちんと受け止めること。
自分ではそう思っていないから
質が悪いのですから、
指摘されたら、まずは受け止めて、
自分なりに咀嚼してみる必要があります。
耳鳴りからはちょっと離れてしまいましたが、
耳鳴りになると、人の声が聴きにくくなります。
これって、実は自分で人の声を聴きたくないという
心の表れかもしれません。
一筋縄ではいかないのが人間です。
さて、この方が今どんな状況なのか?
今度感想をいただくことになっていますので、
着たらまたお知らせします。
どこへ行っても良くならないコリや痛みでお悩みの方へ
どうぞお気軽にご相談ください。
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